2023/05/25
本年(2023年)5月20日(土)、12時20分頃、当院にてコロナワクチン誤接種の発生がありました。
当院へコロナワクチン以外の目的でご来院の初診の患者様に対して、同時間帯にコロナワクチン目的で受診の「同姓」の患者様との「氏名間違い」にて、誤って同ワクチンを接種するミスを犯してしまいました。誤接種した患者様に対しては、その場にて即座に謝罪を致しました。改めて、被害にあわれた患者様には、この場にて深くお詫び申し上げます。誤接種された患者様は、接種直後に副反応は認めず、3日後の聞き取り調査にては、接種当日夜から翌日にかけての微熱、倦怠感の副反応を認めておられましたが、6日後の聞き取りでは回復されておられました。尚、本来の接種目的の患者様に対しては、ワクチン接種を行っております。また、5月22日に、千葉市保健福祉局医療衛生部へ、上記内容を報告致しております。
当院では、このようにミスに対して、予防対策を再検討致しました。
1)これまで、コロナワクチン予診票と接種券の両方を受付時事務にてお預かりしておりましたが、5月23日以降、予診票は事務でお受け取り致しますが、接種券は事務で確認後、患者様にいったんお返しし、接種時にご氏名を確認の後、看護師が接種券をお預かりすることと致しました。
2)ワクチン接種時に患者様をお呼びする際には、フルネームでお呼びすることを再度徹底するよう申し合わせ致しました。
3)接種時には、医師と看護師の両者で、ご氏名および接種目的を確認することを再度徹底するよう申し合わせ致しました。
4)接種時には、接種実施のお声かけをするよう再度申し合わせ致しました。
5)同日受診時に「同姓」の患者様が同じ時間帯にいらした場合には、医師および看護師、事務の間で、情報共有を行い、お呼びする際に間違いのないよう再度申し合わせ致しました。
今後当院では、ワクチン接種以外においても、上記のようなミスも含め、医療事故のないようにするため、日々反省と対策を講じ、職員一同気を引き締めてまいりたいと存じます。