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現在の流行

昨年末から急速に寒くなった影響で、体調を崩す方が増えてきています。特に咳喘息や喘息発作は普通にみられています。また、感染症は、COVID-19以外の感染症もあります。

現在COVID-19流行の拡大が報じられています。コロナ雑感にも記載しましたが、12月以降急峻な増加を示しています。インフルエンザはすっかり影を潜め、COVID-19感染症に置き換わったかの印象です。しかし、それでも例年のインフルエンザの流行から比べると、COVID-19感染症の方が、数的には少ないのは確かですので、パニックにはならないようにしましょう。また、現在の流行は若年層の軽症者が多いのは事実ですが、重症者も確実に増加しており、特に重症者受け入れ病院は大変な逼迫状況です。重症者の管理は、感染予防対策を講じながら診療にあたる負担だけでなく、1人の患者さんに医師だけでなく看護師も含め多くの医療スタッフを要します。このような状況下において、感染者をできるだけ減らすための努力を各々が心がけましょう。若年層でも、重症化や後遺症がみられることがあるので、油断しないようにしましょう。

一方、以前から述べていますが、発熱=COVID-19感染症ではありません。細菌性の咽頭炎・扁桃炎・副鼻腔炎は普通にみられ、細菌性の肺炎もあります。これからの寒い時期は胃腸炎も起きやすくなります。その他、急な寒気、発熱のインフルエンザに似た症状の腎盂腎炎もみられます(今年に入っても同じ傾向です)。

今年は12月以降例年より急速に気温が低下してきたため、天候の変化に起因する咳喘息や喘息発作の方が多くなっています。この時期に咳をしていると嫌がられますが、COVID-19感染などより段違いに多いのは、咳喘息や気管支喘息による咳です。このような方は、電車内や人混みで咳が出やすく、マスクをしていても、周囲から白い眼でみられしてしまうつらい目にあってしまいます。咳喘息は、喘息の持病のない方でも、天候の変化に加え、強い疲労の影響、ウィルス感染症などの罹患で、誰でも発症するリスクがあります。例年より一般の感染症に起因する喘息は減っていますが、特に今年は、自粛による運動不足や、自宅に籠っている時間が多いため、天候の変化に弱くなっているようです。少なくとも2週間以上継続する咳、あるいは2-3日でも朝夜の咳込みの悪化や、呼吸困難に感じる場合は、咳喘息や喘息発作の初期が強く疑われるので、風邪薬を乱用せず、受診されることをお勧めします。特に慢性の喘息の方は、吸入を怠らないことが重要です。気道過敏性が高まったまま放置しておくと、ウィルス感染症や急な天候の変化で、喘息は急速に悪化します。

COVID-19やインフルエンザなどのウィルス感染症に罹患しないため、あるいは罹患しても重症化しないためにも、単にマスク、手洗い、うがいの励行だけでなく、普段から日々の食生活・運動を含めた生活習慣の要素は非常に重要です。